バイクの場合クラッチスプリング力の不均一
クラッチスプリングが均等に締め付けられていなかったり へたりが不均一に発生したりすると 均等にクラッチ板が圧着されずに切れ不良になる場合がある
車の場合
クラッチカバーの不良 クラッチカバーがクラッチ板に押し付ける力が悪くなると滑りが発生する
エンジンオイルの劣化やバイク対応出ないエンジンオイル
バイクの場合オイルが劣化すると クラッチの摩擦抵抗が大きくなり 切れ不良が発生する事もある 一概には言えないが車専用のものを使った場合バイクのクラッチが滑る事もある
RIZOILは車専用ではあるがクラッチの滑りは無い
エンジンオイルの粘度が高すぎる?
バイクの場合 サービスマニュアルには粘度が高すぎるとクラッチの切れが悪くなるとの記載があるが 今のエンジンオイルは非常に高性能なので粘度が高いだけで切れが悪くなることはまず無い
乗用車の場合はミッションオイルとエンジンオイルが別々になっていることでこの様なことは起きない
オールドミニなどはバイクと同じ同じエンジンオイルでミッションを潤滑するが先に言った通りクラッチの切れ不良が起きることは無い
エンジンオイルの入れすぎ
エンジンオイルの入れすぎはブローバイで吹き返しが出るだけでなく クラッチの切れにも影響を及ぼす場合がある しかし8分目まで入れるではなくエンジンオイルはアッパーレベルギリギリまで入れること
オイルは全体の容量で冷却します コップ一杯の水を加熱するよりもバケツいっぱいの水を加熱する方が時間がかかるのはお分かりだと思いますが オイルも少しでも多い方がエンジンの熱を冷却する能力が高くなり安定する
クラッチスレーブシリンダーの作動不良
クラッチの液が正常に送られていないために切れ不良が発生する
クラッチハブナットのゆるみ
クラッチハブナットのゆるみはクラッチが正常に作動しなくなります
クラッチプレートのゆがみ 荒れ
クラッチプレートがゆがんだり 荒れると切れなくなります
クラッチハブスプラインの不良
クラッチハブスプラインの不良 傷などをチェックしましょう 引っかかり切れなくなります
クラッチ液系統にエアかみ
エア噛みがあると切れなくなります ブレーキと同様です 完全にエア抜きをしましょう
クラッチ液漏れ
液漏れが発生すると 圧力が正常にかからなくなるので 切れなくなります 漏れが発生する場合は マスターシリンダー部分のゴムシールの劣化が原因です すぐに交換しましょう
クラッチ液の劣化
液が劣化すると 固形物が出来るので これが邪魔をして油圧が正常にかからず切れが悪くなります 固形物が出来ている場合はオーバーホールして固形物を完全に取り除きましょう 少しでも残っているとトラブルの元です
マスターシリンダーのカップ損傷
損傷すると切れません 旧車などプラスチックで出来たカップがひび割れてしまうことがあります 交換しましょう
クラッチ内面の損傷
長年放置されたバイクの場合 液が劣化しさらにサビが発生してしまい機能を損ないます
車の場合も同じくベアリング等が傷んでしまっている場合もあります