RIZOILが選ばれる6つの理由
1つ目 粘度低下を起こしにくい
旧車には化学合成よりも鉱物オイルが最適だとされています
故にRIZOILのベースオイルはグループ2鉱物オイルを使用しています
一口にグループ2鉱物オイルと言っても 私が知る限りグループ2だけで200種類以上存在します サラサラものやドロドロなものを複数組み合わせる事によって粘度を作っています
そうする事で RIZOILの場合 ポリマーを使用しないで粘度を作り上げる事が出来ています
通常エンジンオイルの製造にはポリマーを使い粘度を作り上げていきます
例えば10W-30,10W-40,20W-50などの粘度です
ポリマーは“熱 せん断”に弱いと私は思っています
そしてポリマーは膨張収縮を繰り返すと元に戻らなくなってきます
せん断とは分子が切られてしまい 粘度の維持ができなくなります
今お使いのオイルはいかがでしょうか?
2,000kmも走るとエンジンのフィーリングが悪くなってきませんか?
その理由はポリマーが熱とせん断によって劣化し始めているからかもしれません
劣化が始まると 粘度は低下していきます
簡単言うと 20W-50の粘度は10W-40などに粘度が落ちていくと言う事です
これがフィーリングの悪化として現れてきます
RIZOILはポリマーを使っていませんから粘度低下を起こしにくいオイルとなっています 長期間 粘度を維持すると言う性能を持つことになります
この事が旧車 過走行車にとって大きなメリットになっていきます
旧車 過走行車のパッキンは劣化しています
中にはゴムではなく 特殊な紙 コルクを使っているものもあります
パッキンが劣化し硬くなると 隙間が出来て 粘度低下を起こしたサラサラなオイルは小さな隙間でも浸透して漏れも発生しやすくなります
RIZOILはサラサラになりにくい設計となって 旧車 過走行車にとってより良い結果を出す事でしょう
2つ目 耐久性が高い
高耐久の高いエンジンオイルになっていることを証明します
先ほども少し話に出ましたが ポリマーは熱に弱く せん断に弱い
オイルが黒くなるのはポリマーが劣化したことによる影響が大きいわけです
もちろんエンジンの状態にもより異なります
つまり 劣化するはずの添加剤が入っていなければ 劣化しにくいと言う理屈です
この画像はRIZOILを開発中にしたISOTテストです
165.5℃で24時間加熱した時の酸化と粘度低下の劣化を見るテストで この数値の悪化はエンジンフィールに現れやすくなります
A社は化学合成オイルです
3.87ダウンと大きく粘度低下しているに対しRIZOILは0.41ダウンとほぼ変化がありません
RIZOILは鉱物オイルにも関わらず 熱に強いことが確認できます
酸化もA社は-0.39ダウン酸化が進んでいることを示します
それに対しRIZOILは0.05ダウンとほぼ変化なしです
わずか24時間でこれだけ大きな差が出ているのが確認できます
これにせん断が加わると さらに劣化スピードは早くなって行くことが想像できるでしょう
劣化の原因の一つはポリマーと言うことがご理解いただけたかと思います
このテストにより 化学合成よりも鉱物オイルであるRIZOILの方が耐久性 耐熱性の証明ができています
旧車 過走行車にとって大事なのは粘度特性だという事です
ポリマーが決して悪いものとは言いません
目的によりポリマーを使った方がいいですね
私がエコカー用のオイルやレース用のオイルを作るならば ポリマーを使うと思います
RIZOILはエコカーやレースではなく旧車 過走行車に最適な粘度特性の設計となっています
ですからRIZOILは長期間心地よいフィーリングを楽しむことが可能となりました
3つ目 静粛性が高い
ポリマーを使った場合 20W-50の粘度を持っていても使用を重ねると10W-40などの粘度に低下しやすいと先ほども言いました
粘度は高いほど静粛性が増しますから 交換したての頃はとても静かでも 走行距離が増えてくるとメカノイズが増えてくるのは この粘度が低下して起きるメカノイズの可能性が十分に考えられます
RIZOILは非常に耐久性の高い粘度特性ですから交換してから数千キロを走ってもフィーリングの劣化は感じられにくいものとなっています
4つ目 圧縮回復
粘度は圧縮回復に役立ちます
粘度は高いほど圧縮回復効果が高くなります
故に旧車 過走行車などは圧縮が落ちています その圧縮を回復させる事を目的としています
例えば 粘度は隙間を埋める働きを持ちます
ピストンとシリンダーの隙間が広がっている旧車 過走行車には指定粘度よりも高い粘度を使うべきであって 指定粘度にこだわる必要は無いという事です
RIZOILでは粘度選定を行うのは指定粘度ではなく エンジンの状態 使い方 環境によって使い分ける事を提案しています
そのことによりより良い結果が生まれやすいからです
例えば 指定粘度が0W-20,5W-30,10W-30,であっても 20W-50の使用には問題はありません
どんなに調子が良いとオーナー様が思っていても新車の状態よりは必ず摩耗が進んでいます 磨耗したエンジンは 圧縮も弱り パワーも落ちていきます
粘度は高い方が圧縮を回復させる力が強いと思っていただいても構わないと思います
例えば10W-30<10W-40<20W-50と圧縮回復の効果が高くなります
高い粘度を使うことで摩耗した部分の隙間を埋め 圧縮回復を狙う訳です
20W-50の高粘度の使用によって圧縮回復ができると オイル消費や白煙に効果を発揮します (ただしエンジンの状態により異なります もちろんエンジンのオーバーホールをしたばかりのエンジンであれば 摩耗も少ない事でしょうから その様なエンジンの場合は 10W-40,10W-30でも良いのかもしれません
圧縮回復の効果の例として
圧縮回復できると 大きくアクセルを踏まなければいけなかった坂道はアクセルを踏まなくて良くなってきます
白煙が減少もしくは止まる
オイル消費が抑制される
などが挙げられます
5つ目 エンジン冷却性能
エンジンオイルの働きは 潤滑だけではなく 冷却も行なっています
これはエンジンチューン モータースポーツに長年携わってきた経験から 必要だと思った性能です
油温は人間でいえば 体温です
体温が高いと人間でも不調をきたします
エンジンは常に高温にさらされていますから 熱を下げると言うことを考えなければなりません
普通に走行していても油温が100℃を超えてしまうエンジンはたくさんあります
エンジンオイルの中には冷却効率の良いもの悪いものが存在します
モータースポーツ経験者であれば“油温が下がらない”って誰しもが経験することだと思います 油温が120℃を超えて走るなどと言うのはエンジンを壊すのと同じです
油温を効率よく下げる事を可能にしたのが “RIZOIL”です
RIZOILの場合 最大で約10℃ほど油温が下がる場合があります
オイルパンで油温120℃を計測していた場合 ピストンリング部分での温度は150℃以上にもなってしまいます
どこの自動車メーカー バイクメーカーでも最適温度が設定されていてその温度は85℃です 水温の理想温度が70~90℃ 油温80~90℃と言われるのがこれが根拠となっている訳です
85℃でエンジンのパフォーマンスを最大限に発揮できる様になりますが それ以上の温度だと熱ダレを起こしやすくなり エンジンパフォーマンスが低下していきます
油温を1℃でも理想温度に近づけると言うことはエンジンにとって大変有効なことです
油温が理想温度に近づくと 燃焼室の温度が下がり→空気の充填効率が向上(暖かい空気よりも冷たい空気の方が空気の密度が高くなるからです )→燃焼効率が良くなりエンジン出力も向上します (密度が高くなった空気にはより多くの酸素が含まれています)
その為に冷却効率の高いエンジンオイルはチューニングパーツの一つといっても良いでしょう
6つ目 エンジン保護性能
日本の高い技術があるからこそ出来た ”RIZOIL”はSuper zincという添加剤を使用し高いエンジン保護性能を発揮しています コールドスタート時の磨耗から保護します