ICイグナイタ-の不良
ICイグナイタ-は点火時期を調整しています ICイグナイタ-が不調になると
- 始動出来たり出来なかったりする
- 失火する
- アイドリングが不安定になる
- 高回転で不調
- 20~30分ほど走るとエンジンが停止する
サービスマニュアルに従い 点検すること
ディストリビューターの不良
ディストリビューターも同じく点火時期を調整するもの
ディストリビューターのキャップ プラグコード プラグキャップを点検する事
ダイレクトイグニッション
最近のエンジンはコンピューター制御なので 点火時期などもコンピューターが行う
その為イグナイターではなく ダイレクトイグニッション方式を取っている
個々の点検をする事
キャブレターの同調不良
キャブレターの同調を取り直す
バキュームピストンの作動不良及びダイヤフラム損傷
バキュームピストンの傷 汚れのチェック
ダイヤフラム(ゴム)の劣化(硬くなっていないか 穴があいていないか)を確認する
悪くなっていれば交換
エンジンオイルの粘度が高い
エンジンオイルは基本 気温 走り方 エンジンの状態に合わせて選ぶ物
粘度高すぎれば重たく感じます
低すぎればオイルの消費や白煙の原因になるので 気温 使い方 エンジンの状態に合わせて選びましょう
ブレーキの引きずり
ブレーキの引きずりは飛び出したブレーキピストンの戻りが悪くなって起きます
戻りが悪くなるのはブレーキダストが固着したり ブレーキダストシールの劣化で戻りが悪くなります
ブレーキキャリパーのオーバーホールをお勧めします
駆動系の故障
クラッチの滑り チェーンの調整不良
クラッチが滑っているようであれば エンジンオイルが4輪用の物を使っていないかを確認し 使っていなければ クラッチオーバーホールが必要となります
特にバイクのクラッチの滑りは放置すると エンジンブローにつながります
クラッチが滑っていると言うことは 常に半クラッチの状態にあるので クラッチ盤に付いているフェーシングが摩擦で砕けてしまい 砕けたフェーシングがエンジン内部に回るとエンジンブローします
エンジンのオーバーヒート
オーバーヒートをする原因はたくさんあります 冷えたら走るではいけません
- 冷却水の不足
- オイルレベルが低い
- オイルの品質が悪い
- ラジエター容量不足
- 油温の上昇
- ハイコンプピストンを入れている為の温度上昇
- カーボンの蓄積
- スパークプラグの熱価不適
- tec
減速時のバックファイヤー
マフラーを交換して起きる事がある
社外マフラーは排気ガスの抜けが良く その為 オーバーラップ時の未燃焼ガスが抜けてしまう場合があり この時にバックファイヤーを起こします
エアサクションバルブの故障
エアサクションバルブは 排気ガスに空気を混ぜて未燃ガスを排ガスの熱で完全燃焼させるための「弁」
これが錆ついて固着したりすると弁が閉じなくなって余計なエアが流れ エンジンの調子が悪くなる エンジンが暖まったら閉じなければいけない
アイドリングが不安定
コンピューター制御になっているエンジンのアイドリングが不安定になっている場合は アイドルコントローラーにカーボンなどが付着しコントロール出来ていない場合がある 洗浄しても不安定であれば 交換が必要