スタートスイッチの不良
現代の車はほぼこのプッシュタイプ
ひと昔前までキーを差し込み始動していましたね
通常ハンドルのそばにスイッチボックス下に取り付けてあります
クラッチを握る事で作動するようになっており 取り外してテスターを当てて点検する
導通が無ければ 新品に交換が必要
特にキーをひねってエンジンを始動するタイプはキースイッチ裏側が摩耗してしまい 接触不良となっている事が多い
またコネクターも劣化していることから 断線が多発しやすい
クラッチに付いているスイッチ
暴走防止にクラッチを踏まないと(バイクの場合クラッチを握らないと)エンジンが始動しないようになっています
このスイッチの点検及び交換
車のクラッチスイッチ
バイクのクラッチスイッチ
セルモーターの故障
セルモーターを取り外し 分解して点検する
ブラシなどが摩耗していれば部品交換もしくはアッセンブリーで交換する
その時に接続するケーブルの断線も忘れずに点検をすること
バッテリー上がり
バッテリーにテスターを当てて点検すること 通常12.5V以上の電圧がある
何度充電しても電圧が上がらない場合は新品に交換が必要
端子は腐食しやすいために端子を外し 綺麗に掃除をする事
端子の接触不良もよくある話
清掃後 導通グリース(電気を通しやすいグリース)を塗るとサビが抑制できます
スターターリレー スタータサーキットリレーの接触不良 作動不良
スタータースイッチは丸い形 四角い形とありますが 概ねこの様な形をしています
スタータースイッチにヒューズが付いているタイプもあれば 付いていないタイプもあります
バイク用は概ねこの様な形状
セルボタンを押すとカチカチと音がします 音がすれば 正常作動しているということになります
音がしない場合はこのリレーが壊れている可能性もあります
場所はバッテリーのそばにあります
ヒューズが付いているものがあるので ヒューズを点検し 切れていれば交換する
この時注意しなければならないのは 容量の大きなヒューズに交換しない事
指定の容量にすること 大きなものに替えると 全電装系がパンクします
ヒューズを交換しても何度もヒューズが飛ぶ事場合は どこかに異常があると言う証拠です
異常のある部分を探し出し修理しなければなりません
配線の断線及びショート
配線図を用意して一つずつ可能性のある部分を消していく 地道な作業が必要です
古い個体ほど配線は錆びて劣化しています
導通も悪い状態です
場合によっては配線を引き直す作業も出てくる事でしょう
探し出すコツとしては概ねコネクター部分が焼けてしまっていたり 配線が枝分かれしちエル部分で起きやすいので その部分を重点的にチェックしましょう
一本の配線が途中から切れることもありますが その様な部分は振動で配線が動いている部分です
手で配線を揺さぶって見ると電気が繋がったり切れたりします
修理後は配線が動かない様に固定しましょう
エンジンストップスイッチ
バイクの場合 エンジンストップスイッチがあります 転倒した時に緊急でエンジンを止めるためのスイッチです
このスイッチの接触不良 断線をチェックしましょう 悪ければ新品に交換です
ヒューズの切れ
ヒューズの点検 切れていれば交換 何度も切れる場合はどこかに過電流が流れているので点検し交換する事
指定のアンペアよりも大きなものに交換は絶対にしない事